ほんとうにいたマドモワゼルたちの、甘くて美味しい物語…

 昔々、ほんとうにいた、
 愛らしいマドモワゼルたちを厳選して閉じ込めました。
 真城七子による、甘くて美味しい16の短編集。
 魅惑的なマドモワゼルたちを、
 どうぞ心行くまでお召し上がりください。

 ※ほんとうに作れるレシピ付



『お菓子になったマドモワゼル』
著者:真城七子
A5、124頁
2940円

※充実のカラーページ、本当に作れるレシピ付き

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パティシエの方に作っていただいた、お菓子の本格レシピ付き。

カラーページには、真城七子お手製のフェイクスイーツが。
16人の可愛らしいマドモワゼルたちの姿を彷彿とさせます。




(1122-1204)


肥沃の地、アキテーヌの女公爵でありながら、フランスとイングランドの王冠をも手にした女性。
祖父は世界初の吟遊詩人とうたわれただけのことはあり、
アリエノールの開いた「愛の宮廷」は、貴婦人を崇め奉る騎士道精神を世界に広めたことで有名。

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(-1603)

 グラニュウェール、またの名を、グレイス・オマリという。
200人の男たちを従えて海を我が物とし、人びとからは「海賊の女王」と称えられ恐れられた、アイルランドの女海賊。
同じく多くの男たちを従えるイングランドの女王、エリザベス1世とも面識があり、両者はよく戦うこともあった。


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 (1588-1665)

フランスにサロンの文化を根付かせた貴婦人。
当時すっかり荒れ果てた雰囲気になってしまっていた宮廷の人びとを自宅にお呼びして、美しいマナーやフランス語を定着させることに心を砕いた。
サロンが開かれた『青の部屋』は、その美しさのために人びとの間で語り草になった。

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(1620-1705)
自由と知性に恵まれた、恋多き女性。
彼女の崇拝者たちは数知れず、ありとあらゆる知識人、著名人たちを引き寄せた。
その美しさはいつになっても衰えることなく光り輝いたため、彼女の名は後に化粧水の名となって死後も姿をとどめた。

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(1661-1681)
太陽ルイ14世の愛妾。
彼女がきっかけとなってヨーロッパ中に流行を巻き起こした髪型には、彼女自身の名前がつけられた。
天使のような外見をもつ、麗しい小さな貴婦人。

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(1627-1693)
「オルレアンの大処女」との異名をも持つ、高貴なお姫さま。
どこまでも健気で一途な彼女は、それでもどこかどても愛らしい。
一見恥ずかしがりで内気かと思いきや、時々見せる信じられないような行動力は、一体彼女のどこから湧いてくるのだろう。

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(1641-1707)
太陽王ルイ14世の公式寵姫。
ルイ14世がちょうど男盛りを迎えたころに知り合った、魅力的で官能的な美女。
その家柄の高貴さのためか、非常に気位が高く、そのさまはまるで悠然とふるまう牝ライオンのように激しく獰猛。

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(生没年不明)
ルイ15世の愛妾。
ヴェルサイユ宮殿より少し離れたところにある、「鹿の苑」と呼ばれる場所で国王の訪れを待つ日々を送る。
かの遊蕩児カサノヴァとも面識がある、とても可愛らしい乙女。

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(1727-1780)
オーストリア系ハプスブルクの女帝。
当時の王族としては奇跡だといわれるほどに珍しかった、恋愛結婚によって夫と結ばれた幸運な女性。
沢山の子どもたちにも恵まれ、暖かで円満な家庭を築きながらも、女帝として国を統治した。
悲劇の王妃マリー・アントワネットの母。

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(1743-1793)
ルイ15世の最後の寵姫。
王太子妃マリー・アントワネットとは折り合いが悪く、その諍いは宮廷を巻き込んでの騒動になったことで有名。
娼婦出身だということで、宮廷人たちからは国王とのお付き合いを反対されることが多かった。

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(1763-1817)
フランス貴族の娘で、名前はエメ・デュビュック。
のちにナポレオンの妃となるジョセフィーヌとは従姉妹で、幼い頃、彼女と一緒に占ってもらった占いによれば、
エメは「王妃」に、ジョセフィーヌは「王妃以上」の存在になるだろうとのことだった。

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(1747-1813)
革命前のフランスを中心に、ヨーロッパ中で大人気となった服飾商。
フランス王妃マリー・アントワネットには特に贔屓にされ、毎日二人で密室にこもってファッションの相談に耽るため、
周囲の者たちから顰蹙を買ってしまうほどだった。

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(1761-1850)
蝋人形館を営む女性。
伯父に付き合うかたちで始めたこの仕事だったが、彼女自身の造形の才能もかなりのものだった。
その評判はヴェルサイユにも届き、フランス国王ルイ16世の妹エリザベート内親王は、彼女に自分の美術の教師になってもらうように頼み込んだ。

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(1772-1843)
フランス革命期の占い師。
占いの館の神秘的演出、神秘的な衣装など、現代にも通じる占い師像を作り出した伝説の占い師。
その顧客の幅は広く、当時の著名人はこぞって彼女の館に押しかけたという。

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(1768-1793)
美しく清純な、暗殺の天使。
幼い頃から様々な文学に親しみ、いつも自分の意見をはっきりと持っている彼女は、
お世話になっている修道女たちからは煙たがられる存在でもあった。

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(1778-1851)
流転の王女。マリー・アントワネットの娘。
フランス革命によって家族とともに牢の中へ追いやられ、家族全員をそこで亡くした。
ちょうど思春期にあたる時期を、幽閉の生活によって消費することになった。

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