マリー・アントワネットお気に入りの服飾デザイナー。
アントワネットはもともとは服飾に対しては簡素なものだったのだが、ベルタンと出会ったことによって、その趣味が一変。
たちまちのうちにファッションリーダーとなった。
アントワネットはベルタンと組んで、フランスの、果てはヨーロッパ全体のモードを牽引するために、毎日のように二人して密室に籠って会議をした。

ベルタンの商才や名誉心、出世欲は大したもので、ブランド力を高く見せるための演出の仕方、衣装の代金を請求するときの巧妙なやり口などには目を見張るものがある。
そのため時には彼女の態度が鼻につくようなこともあったようで、それについては苦情を漏らしている人びとも多々いる。

しかし、現代以前の女性が、経済的に自立して社会的な立場を築いていたという面については、非常に興味深く参考になるところも多い人物である。


マリー・アントワネットのお気に入りのものたち

ファッション、舞踏会、お部屋のコーディネート、バスタイム、娯楽など、アントワネットが日常で愛した素敵なものたちを集めた本。
そこにはもちろん、お気に入りの複勝デザイナー、ローズベルタンもおさめられています。



『アントワネットの玩具箱』


真城七子・著
B6、140頁、ソフトカバー


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